2012.02.13 Monday
セピア色
♪明日は特別スペシャッルデ〜
などという曲を思い出すと歳がバレマス。
チョコレート。食べすぎはカラダに悪いと分かっているが酔っ払うと血糖値が下がるので欲しくなる。
今やバレンタインは女性が男性にというものではないらしい。女友達同士の贈答とか、そりゃ女性は甘いものが好きだから。特に今年は昨年の大地震を反映してか、家族や友人、身近な人への感謝の気持ちを贈るものが売れているという。
これはいい、と思った活動がある。メッセージを記してチョコを購入し、仮設住宅で避難生活を送る人たちに発送されるというもの。心温まるチョコレートだ。
「今までチョコもらったことあるの?」
「貴女以外から?」
「私あげてないよ!」
「だってくれたじゃないの。14年前」
「あれは皆さんでドウゾって渡したの!勝手な勘違いでしょ;」
今どきそのような?男女の機微はあるのか分からないが、セピア色の甘いお菓子が取り持つ縁があるとすればチョコレートは偉大な食べ物だ。
ところで私はセピア色が好きだ。
私が好きなものの多くは茶色い。チョコレート、赤ワイン、ウーロン茶、木工品、旧型客車、阪急電車、日本家屋・・こげ茶色の衣服を着たこともある。
セピア色、特にローアンバーのような色は重厚で飽きのこない落ち着いた印象がある。そこら辺をセピアにすると暗い印象になってしまうが、白壁の梁のようなアクセントは引き締まった印象を受ける。家具や内装も然り。アイボリーの机にセピア色の引き出しとか。
他にも、黄土系の木目や明るい緑の織物などとうまく組み合わせるとマッチすることも。←これって阪急電車の内装?
漫画家の手塚治虫氏も愛したチョコレート。
みんなを喜ばせる不思議な力を持つ偉大な食べ物だ。こんな時代だからこそ、明日は日本中の老若男女が笑顔で口にする日であってほしい。
あ、新潟のお義母さんは食べ過ぎてはいけませんよ。