Zakkan (雑感)

趣味の雑感。
伝統のスジ
3月16日JRダイヤ改正では、上越新幹線200系の引退などが話題に上っている。

それから、昨年臨時列車化された夜行列車「日本海」「きたぐに」も設定がなくなり事実上廃止となる模様。(「日本海」については6月まで運行予定がないという意味深な発表が・・)
http://sankei.jp.msn.com/west/west_life/news/130131/wlf13013112510006-n1.htm



一方で、ひっそりと姿を消す列車がある。

平日の夕方に2本だけ存在するJR神戸線下り外側線を走る大阪始発・姫路行快速2本<17:31発(5803M)、17:46発(5807M)>が廃止となる。

外側線を走行する快速(須磨、垂水、舞子通過)のうち、下り列車はこの2本だけの存在。西明石まで後続の新快速から逃げ切り、大久保で力尽きて道を譲る。大阪からほぼ確実に着席できるので、明石方面まで帰宅する人には良く知られているようだ。

大阪方面から外側線を快速運転、西明石から各駅停車になる列車は、かつては姫路以西へ運行されていた。岡山行(1989年3月廃止)と備前片上行(2000年3月廃止)が上記2本の列車の名残で、末期は湘南色の113系電車によるものだった。
昭和40年代に遡ると、岡山行快速は153系急行電車の時代から存在していた。宇野線で宇高連絡船接続に使用する快速の送り込み列車を兼ねており、グリーン車入り堂々12両編成が早朝・夜間に船坂峠を駆け抜けていたという。
長距離運転の快速は珍しかった。

いや、敦賀発・播州赤穂行が誕生する昨今、珍しくないか・・。

由緒ある外側線快速。
勿論221・223系だが、私も何度か大阪から利用したことがある。新快速ほど混雑しておらず快適だった。

この2本の快速は新快速に置き換えられ、ラッシュ時の新快速7分30秒運転間隔時間帯が延びることになる

普段私が帰宅時に乗車する機会があるのは西明石以西で各駅停車になった外側線快速。ということは、新快速の増発と引き換えに各駅停車が減便される・・18時台が少し混雑するのかな;

平日上り・外側線快速は存続するものの、伝統のスジが消える。

こうして変遷を経ながら残っていたんですね。
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