2010.01.14 Thursday
いよいよ、やっと…。
妻です。
今日は娘の幼稚園の入園説明会と面接。
最初に園指定の通園バッグと上靴等を購入します。
娘は仲良しのMちゃんと走り回っていましたが、ふいに私の手荷物の方へ走って行き…?
手袋が欲しい?
寒いのかな?
…と思ったら、購入した通園バッグが触りたかったようです(*^_^*)。
早速Mちゃんとバッグを背負っていました。
余程嬉しかったのね…(*^_^*)。
面接は簡単なこどもへの質問。
「お名前は何ですか?」
「○○○○です!」
大人しい声ながらキチンと言えました。
「好きなお遊びは何かな?」
「ブロック。アノネ、昨日ね、ブロックで『ゆず丸』を作ったの。」
「ゆず丸」とは娘が名付けた船の名前f^_^;。
「嫌いな食べ物はある?」
「みかんとか、ピーマンとか…。」
ありすぎて言い切れないよね(-"-;)。
「好き嫌い」と特記されちゃいました。。。(〃_ _)σ‖
しかし、息子がお腹に出来た時、娘は一歳。
そして私が突然の病気で入院。
出産、そして二人のこどもの目の回るような子育て。
何度も、何度も金切声をあげ、娘を保育園に入れようか迷いました。
一歳の頃はよく「三歳?」と聞かれるほどおしゃべりで…。
知らないお母さんに「Yちゃん!久し振り!」と声を掛けられるほどおしゃまで愛想良しで。
私と弟と三人でいるより、友達や先生に囲まれた園生活の方が、どれほど娘にむいているか…と悩んだ時期もありました。
けれど、いざ私の手を離れて入園するとなると、嬉しくもあり寂しくもあり…。
四年も家にいると、教えることがたくさんありました。
ひらがな、トイレ、順番、挨拶…。
出来ないことがあると、まるで自分が責められているようで。
逆に「良い子ね」と褒められると、天にも昇る気持ち。
私が娘か、もう少し大きい頃、一人で自転車に乗る練習をしました。
何度も転び、側溝に落ち、泣きながら「もう自転車なんか乗らなくていい!」と思ったのに…。
ある日突然コツを覚えたら、転ばず風を切って…
どんどん遠くへ…
一人でに…
自転車は私の脚を必要としなくてもスイスイ走って……。
小さな息子を抱っこしていると、娘が小さかった頃を思い出しました。
重くて、もう早く大きくならないか。
そればかり考えていました。
四歳の今、おんぶに抱っこはまず必要ありません。
息子すら私の手を振り払って走って行きます。
母と子が一心同体だった短い期間。
悩んだけど、自分で育てて良かった…。
今、通園バッグは娘の枕元にあります。
薄暗い豆電球の下で、泥にまみれ、風にさらされる日々を静かに待っています。