2010.01.22 Friday
その姿
毎日利用する地元の駅。只今新築中。
朝日に照らされ、新駅舎がその姿を現した。現代風の橋上式だが、古い街並みを意識しているのか?定規で引いたような形態。白・黒・茶の落ち着いた色彩に格子状の造作もある。
ローカル線の駅舎は、たとえ橋上駅でもコスト優先で貧弱なものになりがちだが、この建物の外観は大きく見える。
そのデザインの可否は別として、駅は街の玄関口。駅前風景とトータルな整備を願いたい。
私が好きな昔の駅舎は門司港駅。(福岡県)これは定番。
地味なところで伊予大洲駅(愛媛県)なんかも好きだ。
それから豊岡駅も国鉄時代の主要駅という雰囲気が残っていてよろしい。
近代的な駅舎でも、ネオクラシックな形態で好ましいのは米沢駅。(山形県)
地域活性化という理由で自治体の息がかかっているのは仕方ないものの、奇抜さだけを追求した駅は老朽化した際、惨めに見える。
新駅は三月に竣工予定。駅前広場寄りのホームでも階段を上るのが面倒だが…。