Zakkan　（雑感）

妻です。

東日本大震災を報道で目の当たりにし、幼稚園でも何か物資の支援が出来ないか…ということで、学用品と応援メッセージを受け付けるとのこと。

鉛筆とノートを購入し、何かのメッセージを送らなきゃ、と筆を取りました。


しかし、どんな言葉も恵まれた環境の私たちから発せられれば、薄っぺらく、きれい言に聞こえるようで…。


「頑張りましょう」
もう頑張っている、十分。

テレビをつけると、涙ながらに家族の無事を問い掛ける被災者の姿。

何を言ったらいいんだろう…。


ただただ涙があふれるばかりです。


新品の学用品を触ろうとした娘に、
「このノートは、地震でお父さんお母さんと会えなくなった友達に送るんだよ。地震で家もお母さんも、なくしてしまった子がいるんだよ。」

とはなしました。


朝起きたら食卓に手紙が。


「とうほくのみなさん、わたしはじしんがきて、びっくりしています。わたしは、ずーっとみんなをおうえんしているからね。」



涙が出ました。


気持ちを表現できない、大人のもどかしさ。


わたしはおうえんしているからね。


おうえんしています。

言いたかったのはその一言に尽きるのでしょう。


地元では市役所前で支援物資と義援金を募っています。

足りないものは、保存食品、飲料水、紙オムツ、粉ミルク、毛布等々。


家で眠っている古毛布、缶詰など…支援できるものがあったら少しでも支援をお願いします。