2010.03.28 Sunday
キハ110系
チョット風邪気味。おとなしく過ごす。
久々に鉄の話題。キハ110系ディーゼルカー。
実物はJR東日本・東北、甲信越地方のローカル線を中心に活躍中。高出力エンジンを搭載した平成生まれディーゼルカーのさきがけ。
新潟地区でもお馴染みでよくお世話になった。
利用者のワタシが抱いたキハ110系の印象は…
・変速時にエンジン回転数が上がるのがチョット面白い。自動車で言えば、マニュアル車でアクセルを踏んだままクラッチを切る感じ。
・車体は無機質なステンレスではなく、普通鋼製のボクシーなデザイン。車幅が狭いので尚更四角く見える。
・窓際の「かまち」が広いので、缶ビール+蒲鉾程度なら十分置ける。
・車内放送のスピーカーはクラリオンの高級品なのか?やたら音質が良い。
・車内は2人+1人掛のボックスシートで、2ドア。ヘタなローカル用通勤電車よりも快適。
全体的にバブル期の設計を反映しているようだ。
今季の青春18切符ポスターにも同系列車が登場している。
模型は縮尺1/80エンドウ製品。片運転台のキハ111+112。プラ車体にダイキャストの下回りを組み合わせた「PRUS」シリーズとして1997年頃に展開。しかし企画倒れ?に終わる。
ディーゼルカー好きの私には嬉しい品だが、プラのくせに割高でずっと二の足を踏んでいた。
先日、ビックリ格安中古車を導入。箱は傷んでいるが中身は殆ど使用していない。部品取付済。
新車なのに古い?国鉄型ディーゼルカーが活躍する当鉄道の輸送改善に努めることができる。
ブラスメーカーのエンドウが手掛けたプラ製品。上回りは実車の印象を破綻なく把握。インテリア、室内灯装備。手摺には金属線を取付済。動力はMPギアをキハ111片側台車に装備。テストの結果、至ってスムーズであった。
16番小形レイアウトの近代化に待望のニューカマーの登場と言えよう。(TMSの山崎喜陽風に解説←わかる人にはツボ?)