Zakkan (雑感)

趣味の雑感。
あいみつ
と、書いたら甘くて旨そうに聞こえるが・・?

相見積(あいみつもり)の話。

複数の業者から見積を取って、条件の良いものを選ぶということ。
自分はその当事者でもある。
消耗品ならまだしも、設備投資に関わるものになるとあれこれ面倒になってくる。
勤務先は元々閉鎖的な環境で、一度つながりが出来ると簡単に切り替わらないという弊害がある。これが悪循環で、長い付き合いで経験が出来た1社にノウハウが蓄積される。→その安心感と馴れ合いで他社に頼みにくい風土。→コスト上昇。という図式になりかねない。

そして上の人間が変わるたびに、その人が連れてきた業者を優先する点もこの図式を助長する。ノウハウを蓄積した業者で安ければ御の字。しかし、相手の見積内容を開示したり、出来レースになってしまってはちょっと困ることもある。

便宜を図られたとか、あらぬ疑いを持たれては困る。

もちろんそんなことはないので、ビビったところで時間のムダだが、不本意な思いをしなくて済むように足元を固めて進めたいところ。

昔は・・“今日はこの上司の機嫌がいいからややこしい案件を話そう”とか、“あの上司は居眠りして人の報告をロクに聴いていないからうやむやにしよう”などといい加減な常識がまかり通っていた。

こんなコトで悩む必要がなくなった分、責任が増えた。それが普通なのだが。実績のある先方を気遣って「やさしい」だけではビジネスにならない。当たり前のことだが、その当たり前を今日初めて指摘された。
怒られるとか威嚇されるという子供みたいな回避ではなく、巧く交渉できるかということを求められたわけだ。


ちなみに手芸用品の「ユザワヤ」は取引先との接待は一切禁止らしい。適切な見積提示にはそれが一番かもしれない。





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