2010.10.21 Thursday
またまたジオラマ
YPさんより依頼の1/150ガソリンスタンド風景。
自動車や人形を適宜配置して完成。既製品って楽ですねぇ〜。
道路のラインはマスキングテープを塗装したもの。建物はプラの質感を消すため、軽く艶消し塗装。
小さくて分かり辛いが人物配置に物語性を持たせてみた。
背景に依頼会社のキャラクター縫いぐるみを置いて撮影した。
ここ1年ほど縮尺1/80に慣れていると、1/150は小さすぎて目と指が追いつかない・・。
さて、姫路文学館企画展のうち、土休日の鉄道模型展示運転は子供達に大人気。Gゲージは幼児と女性、N・HOゲージは小学生と大人のファンに人気があるようだ。
来月には子供鉄道クイズ大会が開催される。未来の鉄ちゃんに、喜んでほしい。どうせなら優勝賞品はNゲージのジオラマってのはどうだ!しかし賞品にそんな予算はない。
期間中、ちょうど我々協力メンバーで物販会を行ってみようかという話がある。それなら同じものを2台作って、片方の売り上げで補填すればOK。
思い立ったらすぐ実行。仕事は積み残すくせにこんなことだけ早い;
線路や電車、建物はある程度準備するとして、先月までの製作で余った材料、もらってきた廃材をかき集めて基礎を作ることにした。中には「司馬遼太郎」と書かれたスチレンボードも・・。
どんな風景にするか・・
今年5月、話題となった映画がある。
「RAILWAYS〜49歳で電車の運転手になった男の物語〜」
(主演:中井貴一)
東京のサラリーマンの男性が、故郷の「一畑電車」(島根県松江・出雲市)の運転手になるという話。実在する一畑電車の全面協力を得て撮影された。この沿線風景を再現してみたい。話題性も十分。
折りしも映画に使用された「デハニ」の模型(安価な鉄道コレクション)を入手できた。
穏やかな宍道湖畔をノンビリ走る電車、民家は出雲地方らしく石州瓦・赤茶色の屋根とする。映画に登場する主人公の実家に面した小さな無人駅も設置したい。
サイズ:450×550mm(建物は仮置)
小判型の円周線路で走行可能。この手の線路配置は本当に小判のような形の線路配置になりがち。路面電車ならまだしも、多少変形させたほうが風景に変化がつくのです。
中央に山を配置して宍道湖畔と駅前集落に分けて不自然さをなくす。
適宜、発泡スチロールを削ってみた。
果たして間に合うのか?
2台作るんですよぉ。すでに2台目用の線路がない・・
懲りずに次の製作に入る。