2012.07.14 Saturday
盲目のピアニスト
妻です。
先日新潟の実家から、採れたての枝豆とトウキビが届きました。
残念ながら夕飯のおかずにまにあわなかったのですが、
「鉄は熱いうちに打て、布は柔らかいうちに縫え。」
そして
「豆は早いうちに茹でろ!!」
というのが我が家の教えでして( ̄∇ ̄*)ゞ。
クール便でいただいたその晩に茹で、沖縄「ぬちまあす」の塩をふっておきました。
トウキビがかじってあるのは息子の仕業でして(*´∇`*)。
届いた途端生のままつまみ食い。
生でもメチャ甘っ!!!!(゜ロ゜ノ)ノ。
後ろに見える枝豆は、実はカレー皿に山盛りなのですが、私と息子で一山崩せる( ̄∇ ̄*)ゞ。
実はこんな食べ方するのは新潟県民独特で、新潟は言うまでもなく枝豆消費量日本一の枝豆王国なのです。
富山の友人は、同様にカニを山ほど茹でて家族で黙々とカニを食べる「カニタイム」があると言っていました。
贅沢だ…。
ところで、豆とキビ(トウモロコシ。方言か!?)と同梱し、CDが入っていました。
新潟県三条市出身の佐藤英里(ひらり)さんのもの。
彼女は視神経低形成という病気で生まれつき目が見えません。
しかし、小さい頃から音に敏感な為、母親がピアノを与えたら驚くべき才能を発揮し、去年の障害者向け音楽コンテストで観客賞を受賞。
地元テレビ局のみならず、TBS「ひるおび」、日本テレビ「シューイチ」などで次々紹介され、注目を集めています。
驚くのがその年齢。
わずか11歳。
更に驚くべきことに、彼女は私の甥っ子の同級生!!(゜ロ゜ノ)ノ
去年まで甥っ子と同じクラスで机を並べて勉強していました。
地元三条市が産んだもの。
ホームセンターコメリ、ムサシのみならず、こんな逸材を輩出して、誇らしい限りだな( ̄∇ ̄*)ゞ〜。
ひらりさんは、自分でピアノを弾きながら唄うシンガーソングライターです。
「途中の暗闇にいても
何も見えず
不安な気持ちだから
みんなの心にあかりを
ともしてすすもう」
11歳の少女が、東日本大震災の被災者に向けて、作詞作曲した歌です。
売り上げは東日本大震災の義援金として寄付されるそうです。
送ってくれた姉に感謝。
販売場所が「コメリ書房」(笑)など、猛烈にローカルなのが悔やまれます。