2006.08.03 Thursday
久々の手仕事
妻です。
最近また手仕事の虫が騒ぎ出しました。
左が新作(私のブラウスですが)、右が同じ型紙で三年ほど前に縫ったものです。どちらも元々、独身時代にアジアン雑貨店で見つけたインド綿のカーテンでした。当時インド綿の持つ美しい柄と風合いに魅せられ、作るあてもなく衝動買いしたものです。結婚の時、「布」と書かれたダンボール箱に入って、私と共にお嫁入りしました。
ところで、私には高校の家庭科以来の洋裁技術しかありませんが、それでも右のブラウスは三年愛用しています。主人などは気の毒なことに、週末の「よそ行き」になる度、私が縫った服を引っ張り出してきます。独身時代にあげたものなので、もはや何年前の代物か思い出せません。それでも、洗濯にもくたびれず、こうして何年も愛用しているのですが・・・。
この度の「手仕事」のきっかけは、○オンで2900円で購入したTシャツが、わずか二回の洗濯でくたびれたこと。
娘が「ぱぃ〜!」と引っ張ると、私の非常に見苦しい胸元があらわになり、公害問題になりかねません。決して上等な服地(元はカーテンですので;)、縫製技術などないのですが、真面目に基本どおりの縫い方で縫ったものは数年持つのに。
「昔の服は長持ちした」という声をよく聞きます。確かに母が着ている農作業着も、幼少時代の私と共に、アルバムの中で見かけたりします。日本経済が元気だった時代、真面目な日本人が真面目に作ったものだったのでしょう。
デフレの現在、安価な中国製が手軽に手に入りますが・・・。せっかくお金を出すなら長く愛用したいものです。