Zakkan (雑感)

趣味の雑感。
ポータビリティ
“NTTドコモ、KDDI、ボーダフォンの携帯電話大手3社は7日、携帯電話会社を変えても、それまでの電話番号を使える「番号ポータビリティー制度」の導入日を10月24日にする方針を固めた。”

というニュースが入ってきた。数年前から話題にのぼっていたが、ついに実現する。携帯電話の番号はすでに飽和状態で、近年は「080」になった。携帯の番号が11ケタになってからわずか7年だ。これほどまで普及する国は珍しい。

10ケタの当時は、NTTドコモ以外はアンテナが少なく、僻地では使用できなかった。未だにドコモがナンバーワンなのはそこにある。みんなN701やらD902等と、電車の形式みたいに呼び合って新機種に憧れる。

その昔、携帯ショップに「ドコモください」と入ったら、セルラー(現AU)、J−フォン(現ボーダーフォン)、ツーカー(これも現AU系)、アステル(懐かしい!)取扱い店だった。当時は各社がシェア拡大を狙っており、アンチドコモという図式だった。「ドコモさんはありませんが、本日ご契約なら、お好きな新機種を無料でいかがですか」という甘い文句に引っかかって、今日までセルラー改めAUユーザーである。結果としてドコモより通話料金が安いのはありがたい。(現在家族2人で月8,000円程度。メールしかしない理由もあろうが)

当時、セルラーといえば、まだまだ3番手の会社で「セルラー?ドコモの絵文字入んないよね」といった具合だった。それが今、仲間由紀恵のCMでおなじみの「着うた」や「次世代携帯」「学割」などが大ヒット。(しかし、AUの企業カラー、くすんだオレンジ色は下品で何とかならんのかと思う)
各社ともに、無料通話繰越などのサービス競争が始まった。ポータビリティを控えて、これから携帯電話会社間の値下げとコスト競争が激化するだろう。新規加入者にタダで電話を配るようなことはないだろう。
ドコモの「シティオ」や「ドニーチョ契約」など、通話料金を絶えず気にしていた時代が懐かしい。



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