Zakkan (雑感)

趣味の雑感。
夜明
昔撮影した写真が出てきた。
久大本線・夜明駅(大分県日田市)


好きな駅は何処ですか?と聞かれて答えに躊躇してしまう私でも、夜明駅は好きな駅のひとつだと答えるかも。
筑後川沿いの山に囲まれた無人駅だが、駅前の商店で切符を売っているらしい。
しかも日田彦山線の分岐駅でもある。同駅始発列車はなく、2つ先の日田が始発となっているようだ。日田彦山線側のホーム先端が少しだけカーブしているのもお気に入り。
駅前には国道と筑後川以外何もない。鄙びた木造駅舎に、風情ある駅名を持ち、ひっそりとした分岐点。無人駅なのに鉢植えや花壇に花が咲き乱れる。管理者の商店主か自治会による心遣いなのだろうか。
ゆったりと流れる筑後川と、緑の山々、咲き乱れる花に時が経つのをしばし忘れる。

「夜」という漢字を使用する駅は少ないかも。「夜ノ森」(常磐線)くらいしか思いつかない。

「夜明」

暗い夜が終わるという非常に前向きなイメージを抱かせる。昔ながらの平仮名の駅名標が物語っている。ちなみに画像は2004年の物。
初めて夜明駅を訪問したのは1995年。画像と全く変わっていない。このときも綺麗に花壇や鉢が整備されていた。しかも当時の列車はディーゼル機関車牽引の客車列車でなんとも云えぬ趣があった。
この名前に惹かれて途中下車する人も多いのか駅ノートも置いてあった。


同駅を通過する特急「ゆふいんの森」号。

ポジティブな名前を持っておきながら、これといった名所は持たない駅。しかし、前近代的な駅構内と豊かな自然が前向きな気持ちにさせてくれるような気がする。
| Rail&Hand | - | 21:29 | - | - |
趣味の夜

研修会を終えてO君と新長田で待ち合わせ、カフェトレーノへ。

O君は今月から新しい仕事、神戸市内へ通勤。しばらく会っておらず、私が放牧中の機会に再会となった。

いかにも彼らしく、自作のミニジオラマや車両を持参。マスターをはじめ、他のお客さんも度肝を抜かれる。途端に店内が和やかな空気となった。
彼の自作、加悦鉄道風小型ディーゼル機関車(HO)ラジエターグリルに絆創膏を使用している辺り、アイデア賞もの。

普段はご無沙汰だが、この店はカフェが本業。ゆえに普通の模型屋と違って面白い。おおらかなマスターの性格もある。何よりも飲みながらジオラマを走る鉄道模型を眺めるのは格別。癒しの時間。
閉店時間を過ぎ、開店のきっかけ等、余分な話になった。

ちなみに同店のホームページにはブログもあるらしい。バイトの女の子が交替で書いているらしいが、マスター曰く、

「彼女らの“運用”をチェックしているお客さんもいるようで、妙なファンクラブ?が出来ているんですよ…。ブログにコメントする位なら口頭で言わんかいって…突っ込みたくなりますけど;」

う〜む;鉄を相手に他では味わえない免疫力の付く素晴らしいバイトだ。

「私に注文するんですよ…目の前にバイトがいるのに。でもね、無口で運転していた方が少しずつ会話できるようになったんですよ。この電車は〇〇地方を走っていて…と」

痛い痛い…。授業料を払ってここに通うのも良いではないか。一般社会より優しいゾ。

ともあれ、そこらの居酒屋よりリーズナブルでしかも楽しい。オムライスも旨い。
帰りが遅くなるのが玉にキズだが…。
仕事で遅くなったO君も生き生きとしていたので、これからも帰りに寄ってくれるかも?

一度、ライト模型とセットでTさん、Fさん達を案内したいと思ったりもする。特にFさんは九州に縁があるので楽しいかも。日曜日、福知山の帰りとか?


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